美容師(メイクアップ)

韓国美容師(メイクアップ)の勉強

前に韓国での美容師と日本での美容師の資格の違いについてご紹介しました。
実際に私が勉強した韓国美容師(メイクアップ)ではどんなことを勉強したのか気になる方もいるのではないでしょうか。

今回は試験で出される問題の範囲などをまとめてみました♪

 

韓国メイクアップアーテイストとは

メイクアップアーティストとはメイクアップを通して美しさや世界観を表現する人を呼びます。
韓国メイクアップアーティストの場合は舞台メイクや特殊メイクなどの専門メイクよりもメディアメイクアップ、ビューティーメイクアップのイメージがあります。
韓国でメイクアップアーティストになるために勉強する国家資格は美容師(一般)でしたが、ヘアカットのこともあるため勉強内容が必要異常に多かったそうです。
今では国家資格美容師の中にメイクアップ部門ができたことで、より一層メイクアップについてしっかりと学ぶことが出来るようになりました。
韓国での美容師(メイクアップ)の勉強する範囲についてまとめてみました。

 

 

筆記試験内容

国家資格でのメイクアップアーティストの定義は顔・身体を美しくしたり、特殊な状況と目的に合わせてイメージ分析、デザイン、メイクアップ、ビューティーコーディネーションなどを行うために適した施術や道具、製品などを使ってメイクアップを行う職務だと説明されています。

問題数は60ほどで試験時間は1時間だそうです。

必要な科目はメイクアップ概論、公衆衛生管理学、化粧品学などがあります。

 

メイクアップ概論

・メイクアップの理解
・メイクアップの基礎理論
・色彩とメイクアップ
・メイクアップ機器・道具及び製品
・メイクアップ施術
・皮膚と皮膚付属器官
・皮膚類型分析
・皮膚と栄養
・皮膚と光線
・皮膚免疫
・皮膚老化

 

公衆衛生管理学

・公衆保健学総論
・疾病管理
・家族又は老人保健
・環境保健
・産業保健
・食品衛生と栄養
・保健行政
・消毒の定義及び分類
・微生物総論
・病原性微生物
・消毒方法
・分野別衛生消毒
・営業の申告及び廃業
・営業者の心得
・理・美容者の免許
・理・美容者の業務
・行政指導・監督
・店舗衛生等級
・補修教育
・罰則
・法令、法事事項

 

化粧品学

・化粧品学概論
・化粧品製造
・化粧品の種類と機能

 

それぞれの科目の中でも細かく科目が分かれていて、美容師(メイクアップ)の試験を受ける勉強するだけでも範囲が広いです。
それでも韓国のメイクアップ歴史について学んだりするので、メイクをするのが好きな人なら楽しんで勉強できるかと思います!
 
 
 
 

実記試験内容

実記での修行準拠は3つあります。
施術者と顧客 衛生管理を含めたメイクアップ用品、施設、道具などを清潔にして安全に使用できるように管理・管理点検ができること。
顧客の相談を通してメイクアップTPO(Time,Place,Occasion)を把握ができる。
メイクアップの基本を知っているだけではなくウエディング、メディアなどのメイクアップも行うことができることです。

実記試験では衛生管理、顧客相談、基本メイク、ウェンディングメイク、メディアメイクを学ぶ必要があります。
試験時間は約2時間30分ほどです。

 

必要な科目

・メイクアップショップでの安全・衛生管理
・メイクアップ相談
・基本メイクアップ
・ウエディングメイク
・メディアメイク
この5科目があるようです。

メディアメイクでは舞台メイクや髭をつけるなど、特殊なメイク方法をテストすることがあります。
また、試験の中にはまつ毛エクステの試験もあります。

第1課題・第2課題・第3課題・第4課題に分けて受けます。
それぞれ決まったテーマが3~4つありさらにその中から一つ、試験当日にランダムで選ばれて行われます。

第1課題~第3課題まではメイクアップなので制限時間が40~50分になり、第4課題は片方のまつ毛をまつ毛エクステ施術したり、付け髭をつける作業なので制限時間が25分になります。

一つ一つの課題に分けて考えるとそれぞれの制限時間が短いです。
衛生管理やメイクアップの流れも考えつつ時間内に終わらせることを意識することになります。

前回受けた実記試験で大変だったのはまつ毛エクステです。
片方だけ付ければいいのですが、それでも25分以内につけないといけないエクステの数が多い上に細かい作業なので時間内に終わらせることができませんでした。