美容師(メイクアップ)

西洋の時代によって違うメイク特徴〜古代編〜

韓国では美容師はメイクアップ・ヘア(一般)・ネイル・エステに分けられていて、関連する仕事をするときはこれらの資格が必須になるようです。美容師の勉強には興味があり、少しずつ勉強していきました。メイクアップ美容師の筆記試験にある西洋メイクの歴史を細かく分けてまとめていきます!今回は古代時代における女優のメイク特徴についてまとめました。
 
 
 

西洋メイクの歴史:時代別女優メイクの特徴

メイクアップ美容師の筆記試験にある西洋メイクの歴史は範囲も広い為、女優のメイク特徴と西洋メイクアップ歴史に分けてまとめられていました。この二つを細かく分けてまとめていきたいと思います♪
今回は古代時代における女優のメイク特徴についてまとめました。
 
 
 

古代時代

西洋の古代時代は、エジプト・ギリシャ・ローマに当たります。
 
 
 

エジプト時代

紀元前3000年頃には化粧はしていたようで、エジブトといえばクレオパトラが有名ですね。
当時のメイクをする目的は魔除けなど儒教的な意味と、虫除けや日除けなど身体保護を狙っていたようです。
また、目を保護する為にクジャク石、鉛鉱石をけずった粉に水をまぜたものでKohl(コール)と呼ばれるものを使って目を魚模様にして強調していたようです。
性別や階層によって化粧を変えていたのも特徴です。
ヘナ(植物性染剤)も使われていました。
 
 
 
また古代エジブトのクレオパトラの時代には女性の化粧は魔除けや日除けの意味合いで濃いアイシャドウが特徴的でした。
 
クレオパトラはマラカイト(深緑)やラピスラズリ(濃紺)などの宝石を砕いてから、目の周りに塗って細菌が入らないように虫除けとして使っていたようです。
この使い方がアイシャドウの始まりとも言われています。
 
 
 

ギリシャ時代

ギリシャ時代はスポーツが盛んでオリンピックも開かれるようになり、力強さや健康美が重視されるようになりました。人間はそのままの美しさがいいという考え方です。
 
 
 
その為、人為的な身繕いを禁止して、均衝美と調和美を追求したとも言われています。
顔には白粉に鉛ベースの顔料が使われていて、肌を明るくしていました。
唇や頬には果物からとった天然色素を使用していました。
眉はコール墨(すす、金属、脂肪など)で黒く塗って真ん中を繋げて、動物の毛などでつけ眉毛をしていたそうです。
 
 
 

ローマ時代

素肌を清潔にして育てる時代で、肌が白いことがおしゃれの基本・ステータスでした。
男女問わず、白い肌を好みおしろいも使っていたそうです。
公衆浴場(熱湯)が繁盛し、お風呂が盛んに行われていました。
 
ローマ時代では色白でつやかであることの他に大きな目と長い睫毛があると美人だと言われていました。
この時代の女性たちは健康的に見せる為に、頬骨のあたりに赤みを入れる化粧法が流行っていました。
 
また、胸・腕・足・脇のムダ毛の処理も行い、身体のすべての部分を過度に着飾るのも特徴です。
 
 
 
アイシャドウは黒色と青色が人気で、灰やアズライトが使われていました。
また、エジプトの影響で緑色のクジャク石も使われていたそうです。